居心地のよい住まい

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2013年 09月 26日

和風住宅の地震対策

和風住宅といえば縁側があったりタタミの部屋が続き間であったりで、たいへん開放的な間取りでとてもよいですよね。
意匠的にも数寄屋はすっきりと洒落た感じに。
昔ながらの農家などは入母屋屋根で重厚な雰囲気を漂わせていたりします。
でも構造的にはどうでしょうか。
外から見る限りでは開放的な反面、壁が極端に少ないと感じる家が多いものです。
でも壁を増やしてしまうと建物のよさが半減されてしまいそうです。

実は昨年和風住宅の耐震補強を行いました。
私の実家です。
築30年。
柱はかなり太いものを使っているのですが、耐力壁というものが極端にありません。
南側や西側にはそれこそまったくありませんでした。
木組みのしかたによってある程度強度があるものをつくることはできるのですがそういうわけでもありません。
前々から耐震補強の必要性はことあるごとに説明していたのですが父は聞く耳を持ちませんでした。
自分が建てた家に誇りやこだわりがあったのでしょう。
「大地震がきて家がつぶれたらその時はあきらめる」といっていたのです。

ですが先の大地震です。
地震後もこの地震でももったのだからとゆずりませんでした。
でも余震は度々。
時間の経過でようやく気持ちが変わり、とうとうキッチンのリフォームをするついでに耐震補強をやることにしました。
条件としては座敷などのメインのところは意匠を優先とすること。
ですので完璧とまではいきませんが最低限の補強です。
間取りで気にならないところに10カ所ほど壁を増やしてひとまずは安心です。
住みながらの工事、工期も短く。

築30年以上の住宅には少しも地震対策がされていないものが多くあります。
少しの補強をやるだけでも価値はあると思います。
思ったほど費用も時間もかからないのでぜひ一考してみて下さい。

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by matu-mitu | 2013-09-26 11:57 | 構造 | Trackback | Comments(0)
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