2015年 06月 09日
でもポカポカもしすぎると心地がよくないのをご存知でしょうか。 床暖房というと一般的なものは電気式のものや温水式のものだと思います。 最近でこそ高断熱住宅が普及してきましたが少し前までは低断熱住宅が一般的でした。 そのような家にも床暖房は当然導入されてきましたから住み始めて寒いと言われると暖房メーカーにクレームがきてしまうのです。 建物周囲の断熱性能が低いと熱がどんどん奪われてどんどん熱を供給しなければいけないのです。 そこで温水の場合はどんどん高温の温水を流すことになっていきます。 そうすると床の表面温度は30℃を超えてしまいます。 その部屋にずっといると足の裏が汗をかいてしまうほどに。。。 快適な床の表面温度は23〜26℃と調査結果が出ています。 30℃を越えると不快になるのはもう当たり前ですね。 上の写真の住宅は床表面温度が25℃程度になるような床暖房が仕込まれています。 ですからちょうど良い温度なのですね。 床暖房に限らず暖房を考えるときにはその建物の断熱性能と一緒に検討する必要があります。 断熱性能が低ければ暖房エネルギーは高めに設定しなければいけません。 断熱性能を上げれば暖房エネルギーはどんどん減らすことができるのです。 なるべく余計な熱を与えないような暖房がより快適に近づくような気がします。
by matu-mitu
| 2015-06-09 15:28
| 温熱環境
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||