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居心地のよい住まい

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2011年 04月 20日

ポスト福島

東日本大震災で多大な被害が出ました。
福島原発も地震の被害を受け、一時制御不能となって大量の放射性物質をまき散らし現在も放出し続けている未曾有の事故を起こしてしまっています。
国が地震対策は万全であるといっていた原発で事故が起こり、地震対策が万全ではなかったことが判明しました。
福島県を中心に大勢の人びとが被曝をし続けています。

これを受け、さっそくドイツなどは自国の原発政策を見直しました。
先日、東京で反原発デモが行われたようです。
しかし東京都知事のように原発はなくせないと宣言してる人もいます。
いくつもの世論調査を見てみると5〜7割くらいの人たちは今の便利な生活をするには原発はやむを得ないという考えのようです。
メディアでも脱原発を扱っていますがなかなかムズカしいというような記事になっていたりもします。

ほんとうにそうでしょうか。
これだけの大事故を起こしてしまったのですから危険な原子力エネルギーは一度ゼロで考えてみるべきではないでしょうか。
放射性物質の被曝による被害は時間差で必ず出てきます。甚大な被害です。
これを教訓に他のエネルギーを再考してみてもよいのではないでしょうか。

今日のニュースで見ましたが、地震で壊れた住宅などの木くずをバイオマス発電で利用するというものでした。
すばらしいです。廃材を利用してエネルギーを作るなんて。
日本には木がたくさんあるのでこんな発電方法は合っているのではないでしょうか。
スウェーデンも日本と同じように森林が国土の何割かを占めており、これを利用したバイオマス発電が積極的に行われています。
日本でも間伐材などを利用して行っていけば森林の管理もできるようになって一石二丁だと思うのです。

それと今まで無尽蔵にエネルギーを使っていた生活も変えるときがきたのではないかと感じています。
この夏は電力供給が圧倒的に足りないといわれています。
しかし単に節電をするのではなく生活を見直してエネルギーのことを熟考するときなのではないでしょうか。
エネルギーを浪費する世の中を捨てて、今こそシンプルライフを実践するときです。

by matu-mitu | 2011-04-20 23:15 | 環境 | Trackback | Comments(0)


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