居心地のよい住まい

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2012年 02月 25日

本当のエコ住宅/パッシブデザイン

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パッシブデザインという言葉を聞いたことはありますか?
パッシブソーラーなどは冬に太陽熱を住まいに取り込む手法として知られています。
パッシブデザインはそのパッシブソーラーを含む大きな言い方です。
基本は夏を涼しく、冬を暖かく過ごすための住まいの工夫のことをいます。
要はそのような工夫を住まいのデザインに取り込むことです。

夏には日射遮蔽を出来るように庇を考えます。南からだけではなく東や西もです。
そして通風で家の中の暑さを取り除いてもらうようにします。
間取りで通風できるようにするのは昔から常識です。
窓の外側で日射遮蔽すると効果絶大です。(グリーンカーテンなど)
昼間はもちろんですが夜間も防犯のことを考えながら窓を開けられるようにして涼しい風を夜中取り込んで住まいを蓄冷することを考えます。
通風は無風の日もあるので建物の中に吹き抜けなどをつくり高低差による風の動きをつくります。
なるべくエアコンに頼らないで自然な涼しさの中で過ごしたいですよね。

冬には太陽熱をたくさん取り入れるように南側に大きな窓をつくります。
その熱を室内に蓄熱できるように熱容量の大きい材料を使います。(太陽熱を取り込んで夜もポカポカです)
太陽が沈んだあとは断熱戸を閉めれるようにします。(徹底的に熱が外に逃げるのを止めます)
間取りも太陽熱がたくさん取り込めるように考えます。南側に吹き抜けをつくると太陽光が建物の奥の奥まで入り込みます。
部屋の隅々まで明るくなるので昼間には照明に電気をつかう必要がなくなります。
寒風に晒されないように防風も考えます。

縁側などは日本人が昔から育んできた自然を感じながら過ごすもので内外の緩衝帯に近いものがあり、温熱的にもぬくもりをつくってくれるパッシブデザインの良い例です。
このパッシブデザインは自然エネルギーをごく自然にしかも無料で取り込んで省エネルギーにもなります。
パッシブデザインを基本にして住まいを考えたそのあとで太陽熱温水器や太陽光発電などの設備で補強してあげるとよりよいエコ住宅になります。

パッシブデザインは本物のエコ住宅に必要不可欠であるだけでなく、日本人が日本の気候で自然を住まいに取り込み感じながら豊かに暮らすために本当に大切なものだと思います。

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by matu-mitu | 2012-02-25 15:07 | 温熱環境 | Trackback | Comments(0)
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