2012年 06月 07日
シックハウス問題についてです。 この対策で数年前に建築基準法が改正されました。 内容はホルムアルデヒドを数値化して規制する、24時間換気を義務づける等です。 これだけでも以前と比べてかなり室内環境は改善されたと感じています。 でもまだまだ危険な材料が住宅に使われています。 一般的な住宅で考えてみると、 天井や壁紙は普通にビニールクロスですよね。 燃やすと猛毒のダイオキシンが発生します。 有害な添加剤などがいろいろ含まれています。 カビがつかないように防カビ材が添加されていたりします。 法律で防火性を求められるので、そのようなものも添加されます。 床下の白アリ対策は土壌処理で農薬がまかれています。 土台などの木材にも体に良くない薬剤が塗布されたりしています。 目には見えないところでブラスティックの材料が使われています。 木に似せた材料がたくさん使われています。 使用されている木材にもたくさん農薬が使われています。 あまり無垢の木材は使われません。 反ったり伸縮するのでめんどくさいのです。 畳もそうです。 ダニが寄り付かないように農薬が使われています。 畳表は鮮やかな青色に着色されていることもあるそうです。 塗料もそうです。 まだまだたくさんありますが、住宅をつくる側から考えると実に便利な都合の良い材料がたくさん使われて住宅というものはつくられていきます。 このような住宅に住み続けて健康でいつづけることはかなり難しいのではないかと思ってしまいます。 今の世の中は技術が進歩していろいろな便利なものがつくられていますが、得体の知れない材料でつくられたものが氾濫しています。 現代にはアレルギーがたくさんありますが、食べ物の問題だけではなく住環境も密接に関係しているようです。 やはり住宅には便利なだけでつくられた今時の新建材よりも、むかしながらのその土地の気候風土に合った材料でつくったほうが、長い時間をかけて考えられているので理にかなっているように思います。 安易に新しい得体の知れない材料を使うのは止めて、しっかりとわけが分かった安全な材料を自分で納得して住宅には使いたいものです。 けっこう難しいことなのですが。。。。。 快適住宅webページ
by matu-mitu
| 2012-06-07 10:10
| 健康
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