居心地のよい住まい

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2014年 05月 01日

住まいの基本 〜夏を涼しく過ごす〜


夏を涼しく過ごす。

このことについて考えてみたいと思います。

○まずは暑さの遮蔽が大切。

窓の上の庇を伸ばして日射を内部に入れない。
当たり前のようですがなかなか基本ができておらず日射を内部に入れてしまう家がたいへん多いです。

窓にサンシェードを取付ける。
下の写真のようなもの。
南側だけでなく、西日のような低い日射にも効果を発揮します。

f0053164_20014211.jpg













その他にもすだれを掛けるなどいろいろな方法があります。

でも、建物だけではなく、もっと大事なこと。

緑化です。

とにかく南側にはできるだけ大きな落葉樹を植える。(大きな日陰をつくる)

f0053164_20013345.jpg













建物になるべく日陰をつくる。(断熱材は熱の伝わりを遅くするだけなので)

地面にもなるべく日陰をつくる。(建物まわりに木陰をつくり冷気地帯をつくる)

強烈な照り返しを防ぐために、芝などの地被植物を植える。

北側にも大きめの木を植える。(建物の陰で冷気地帯ですが、さらに樹木のもつ水分で温度を下げる)
この冷気を北側の低い窓から取り込むようにします。

窓の前などに緑のカーテンなども効果がありますが、毎日の水やりが結構大変ですね。

庭が狭くてもできることはたくさんありますのであきらめないでください。



○室内に冷気を取り込む

東京近辺では夏は南よりの風が吹くことが多いので、南北に風が通りやすいように窓を配置します。
間取りを考える時にはこのことを頭に入れておこなってください。
少しでも気を抜くと風が通らない家になってしまいます。

部屋の南と北にこだわらずに、階段などの吹き抜けを利用して立体的に風が抜けるようにしても効果があります。

建物の一番高いところに窓をつくると、熱い空気を有効に排出することができます。
この時に部屋同士が連続した空間だと家全体の熱気が上部に抜けてくれます。
下の写真のように。

f0053164_20015244.jpg













夜間にはできるだけ窓を開け放しましょう。
いくら熱帯夜でも昼間と比べると外には冷気がたくさん存在します。
この冷気を寝ている時間帯に家の中にたくさん取り込んで内部に蓄冷します。
そうしておくと朝からは窓を閉め、涼しさを保つことが可能になります。

しかし建物が高断熱になっていないと効果は低くなってしまいます。あくまでも高断熱で。

以上、基本的なことしか書いていませんが非常に大切なことばかりです。
これだけでかなり効果があると思います。



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by matu-mitu | 2014-05-01 21:13 | 温熱環境 | Trackback | Comments(0)
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