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居心地のよい住まい

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2014年 07月 08日

設計事務所の仕事


住まいを建てる時の依頼先というのは「ハウスメーカー」、「工務店」、「設計事務所」の3つの選択肢になると思います。

現在は日本で家を建てる時にはまず第一にハウスメーカーが頭に思い浮かぶのだと思います。
これは自然なことだと思います。
地域ごとに大きな住宅展示場があり、この展示場を見てまわるのはかなり楽しいものです。(家を建てるつもりがなくても)
実物を見ることができてイメージがつきやすく、
大きな企業がやっているので信頼という意味でも心配がない。


工務店に頼むという選択肢もあります。
これは地域に根ざした小さな腕の良い大工さんにお願いするという感じです。


それから設計事務所。
設計にはこだわって仕事してくれそうだということはおわかりになると思います。
でもその他にはどんな仕事の違い(建物の違い)などがあるのかおわかりになりますか?


私は設計事務所の人間なので少し説明をしたいと思います。


設計事務所の仕事というのは「設計」と「工事監理」があります。
「設計」というのは皆さんなんとなくお分かりの通り、建物の間取りを考えたり図面を作成したり、役所には確認申請という届出を出さなければなりませんのでその手続きなどもあります。
もちろんこだわりを持って仕事をしますので、他のどの依頼先よりも設計に秀でた部分でもあります。


もうひとつの方、「工事監理」の仕事というのをご存知でしょうか?
こちらも他の依頼先にはない大きな違いとなる特徴なのです。


ハウスメーカー、工務店どちらも設計は自社の設計者、もしくは外注の下請け設計者が行います。
それを自社で施工するのですから施工自体をチェックする人はいません。
確かに社内で何重にもきびしいチェック体制を取っているとか役所の検査があるかもしれません。


しかしそれでは充分ではありません。役所の検査もたいへん簡単なものです。
中立的な第三者が見てはじめて公正なチェックを受けたと言えます。
この中立的な第三者のチェックが「工事監理」なのです。


どんなに優秀な職人でも厳正なチェックがなければ少しは手を抜きたくなります。
いつもそうだとはいっているわけではなく、そのような気分になる時もあるということです。
チェックの目を意識しながらの施工に慣れればすぐにそれがあたりまえになり、いつでも適正な施工になります。
「工事監理」というチェックがあるとなしではまったく違う建物になってしまうといっても過言ではありません。


私は設計事務所の大事な仕事、「工事監理」はそれだけでも頼む価値が充分ある大切な業務であると考えています。
こまかく言うと工事監理にはもっと他にもいろいろな仕事があります。


でも一番大事なのは先ほど書いた中立的な第三者のチェックということなのです。





by matu-mitu | 2014-07-08 16:56 | 仕事 | Trackback | Comments(0)
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