居心地のよい住まい

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2014年 07月 25日

住まいの基本 〜断熱のこと〜

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快適な住まいをつくるためには断熱工事が重要だということはもうお分かりだと思います。
断熱材にはたくさんの種類があり、どれを選べばよいのかわからなくなってしまうという方もいるのではないでしょうか。
でもしっかりとした設計と施工が行なわれるのであればどの断熱材を選んでも問題ありません。
要は建物がきちんとした性能を有するだけの材料を選び、しっかりとした施工により性能通りの建物にすることが重要なことなのです。
以前にどの断熱材を選定すべきか、外断熱内断熱などの論争などがありましたがそれはそんなにたいした問題ではありません。

しかし問題なのは施工です。
しっかりとした断熱材施工をすることが出来る施工者は意外にも少ないのです。
よく使われる断熱材はグラスウールですが、これを壁の場合は柱と柱の間に設置していきます。
でも慎重に行なわないと材料を押し込んでしまったり、すき間が出来てしまうことが多いのです。
押し込んでしまうと材料はフカフカのものなのですぐに厚みが少なくなります。
厚みが少なくなるということはその部分がまさに断熱性能に劣ってしまうということなのです。
すき間が出来たところもどうなるか想像しやすいですね。
このすき間には断熱材がないということになってしまうので断熱性能は著しく劣ってしまうのです。

グラスウールは昔から使われ続けている材料なので扱い慣れていると施主も施工者も思っていますが、断熱のことをしっかり理解して作業している大工さんは少なく、設計事務所の工事監理で手直しすることはかなりの頻度であります。
綿のような材料なので作業も曖昧になりやすいのでしょう。

ちょっとしたことのようですが、断熱をしっかり理解しないで施工することが建物の性能を著しく下げる結果になってしまいます。
施工者の選定は慎重に行なうことが必要です。

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by matu-mitu | 2014-07-25 17:01 | 温熱環境 | Trackback | Comments(0)
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