2015年 08月 20日
お盆休みは今年も山登りです。 でも今回は山小屋泊ではなく、テント持参です。 途中予定を変更して2泊3日の縦走登山です。 まず最初の関門はテント、食料、寝袋などを入れたザックを担いで登れるのか。 なんとか行ってこれました。 写真は海抜2870m地点のテント場です。 かなり高い場所なので強風は当たり前。 谷底にテントが飛ばされないようにしっかりと設営します。 この日は穏やかな気候だったのでテントの中も意外に快適です。 しかし布切れ一枚なので地面にある石ころひとつでも快適さに影響します。 地面が平らかどうかも重要です。 前の日は5〜6㎞離れたところのテント場で少し斜めの場所に設営したためにかなり睡眠を妨害されました。 それと山の上の生活で重要なのが「水」です。 基本的に山の上では水がない状態なので山小屋で有料で分けてもらいます。 でも必要最小限なので朝顔を洗ったりも十分にできません。 貴重な水を考えながら大切に使っていきます。 問題はやっぱりトイレ。 写真のテント場はたいへんきれいなトイレだったので助かりましたが、前日の別のトイレは二度といけないくらいのところでした。 山の上なので仕方がないのですが。。。 食事をつくるのは屋外。 一番下の写真はテントの横で夕食用のご飯を炊いているところです。 晩ご飯は外で食べました。 でも早朝は寒くてテントの中で食べます。 持っている服を全て身につけて。 外気温7℃。 日が落ちると一気に気温が下がります。 ですので寝るときもダウンジャケットを着てから羽毛の寝袋に入ります。 夏でも山の上では断熱性能を確保することが快適な睡眠を得るための条件なのです。 この辺はなんだか住まいづくりと共通しています。 久しぶりにテント泊山行をしましたが山小屋泊の山行と比べるといろいろとすることが多く疲れも多かったような気がします。 でも非常にシンプルな生活形態なので山と一体になれたような気がして新鮮な気分になりました。
by matu-mitu
| 2015-08-20 11:56
| 住む
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