2006年 02月 16日
日本の太平洋側の地域の冬は結構寒いのですが日照はふんだんにあります。この太陽エネルギーを生活に有効に活用すれば快適な住空間になります。 室内の床の下に水の入った袋を置くだけです。水は熱容量が大きい物質でコンクリートの2倍もあるので床に陽光が当たってくれればどんどん蓄熱してくれます。暖まった水は自然対流するので南側だけ陽光が当たっても室内の北側まで暖めてくれるのです。 これに補助的に熱源を加えたものがシステムとしてあります。 株式会社イゼナのアクアレイヤーヒーティングシステムといいます。 普通、暖房をしているとぽかぽかと暖かく感じますが、これは余分なエネルギーを出して暖め過ぎているからです。 このシステムは寒くなく暖かくもない究極の暖房を目指しています。 高断熱でなるべく少ないエネルギーで暖房をするので、床の表面温度が25℃前後で暖かさの実感がありません。水の上の生活は暖房をしていることさえ忘れさせてくれるような本当に快適な生活です。
by matu-mitu
| 2006-02-16 14:34
| 温熱環境
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