2008年 09月 18日
スウェーデン ストックホルムの中心から電車で10分程度にハンマルビーショースタッドという町はあります。 ここは昔は工業地帯で環境汚染のあった場所ですが現在では循環型生活都市を目指して開発が行われているところです。ストックホルム自慢のエコタウンです。このまちでは排水、家庭廃棄物から消費エネルギーの50%をまかなっているそうです。 この町にアクセスするにはトラムか船、車です。 ![]() ![]() 家庭ゴミはエリアごとに設置してある分別ゴミ収集ポストにより真空輸送されます。 ![]() ![]() この中から可燃ゴミを燃やし、バイオマス発電をしてまちに供給されます。 太陽光発電も行っていますがスウェーデンでは緯度の関係で太陽光が弱く向かないようです。 それよりも夏には太陽熱温水を利用して給湯をまかなっています。 生ゴミや糞尿を発酵させてバイオガスとして都市ガスに含んで供給もしています。 ↓バイオ燃料によるサーマルパワーステーションも近隣にあり地域暖房をになっています。 ![]() 何よりもこのエコタウンに住むことがステイタスになっていて販売価格もかなり高く毎日の管理費も相当高いにもかかわらず、大変に人気が高いまちになっています。 ![]() ![]() 海に面していることもあり住人の方はボートを持っている方もいます。 まちにはいたるところに緑豊かな公園があり、水辺もふんだんにあり気持ちの良いまちです。 住戸には大きなテラスがついたものが多く、たくさんの家族が屋外での食事を楽しんでいました。 確かにエコな生活をするのは大変なことなのですが、それをすることで自分たちが楽しく生活ができて将来は自分の子孫たちが幸せになるのであれば思い切って日本でもこれくらいできるのではないかと思いました。
by matu-mitu
| 2008-09-18 22:25
| 環境
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