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2015年 09月 29日

住まいの地盤調査

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家を新築する時にきちんと地盤調査をすることは大切です。

木造住宅ですと建物重量があまりないので通常スエーデン式サウンディングという調査が行われます。

これはごく簡易な調査方法になります。


どんな調査方法かと言いますと、


先端がスクリュー状になっている鉄の棒を重りをつけてグルグル回転させて地中に埋め込んでいきます。

半回転を1回とカウントして、その回数の多い少ないで地盤の硬さを図るものです。

建物基礎下から2mが荷重が影響する範囲なのでその間の回数で地耐力を算出していきます。


通常は地耐力30kN/㎡を上回っていればOKです。

下回っている場合はなんらかの地盤補強が必要になってきます。


数値以外に注意しなければいけないところ、


重りを載せた状態で回転させなくてもスーと沈んでいく場合があります。

これは自沈と言いまして、その場所は地盤が非常に弱いということになります。

ですので地耐力が30kN/㎡以上あるのですが自沈をおこしている地層がどこかにあるとその部分の対策をしなければいけません。


調査を行った時に調査員が感じた感覚なども報告書には記載されることが多いのですがその内容によって基礎形状が変わることもあります。

ですから数値だけを見て安易に基礎形状を決定するのは危険です。

建物の土台になるわけですから地盤調査の結果を慎重に検討して安心の基礎形状を選択したいものです。

できれば基礎形状を決定した時に設計者に地盤調査の内容をどのように検討したのかも聞いてみるのも良いかもしれません。




by matu-mitu | 2015-09-29 15:37 | 構造 | Trackback | Comments(0)
2015年 09月 27日

住まいの地盤改良

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緑区の現場で地盤改良工事を行いました。
ここではいわゆる柱状改良という工法を採用しました。

地盤改良のことを少し説明します。
木造住宅で地盤改良というと大まかに3種類に分けられます。

【表層改良工法】
この工法は建物の基礎下全面の厚さ50センチ程度の硬い地盤をつくるものです。
硬い地盤は固化剤と土壌を攪拌して固めます。
地盤が弱い部分が比較的浅くその下の地盤の強度にムラがない場合に選択されます。
比較的に費用は安くなります。
造成工事で盛土の上に建物がくる場合などにもこの工法は応用できます。

【柱状改良工法】
建物の基礎下に柱状の硬い地盤をつくる工法です。
軟弱地盤が10m程度の場合はこの工法が選択されます。
これも固化剤と土壌を柱状に攪拌させながら何本もつくります。
鋼管杭よりも費用は安いです。
注意点としてはピート層など地層により固化剤が固まらない土壌があるのでその時には使えません。

【鋼管杭工法】
建物の基礎下に鋼管杭を何本も埋め込む工法で支持地盤まで杭を打ち込みます。
信頼性は一番ありますので、木造だけではなく鉄骨造などでも使われます。
費用はこの中では一番高くなります。

この3種類が主流になります。
この他には最近、砕石で杭状にするようなものもありますが信用性に欠けるのであまりお勧めできません。
コンクリート製杭を打つものやその場所でコンクリートを流し込んで杭状にするものなどもあります。

どの工法を選ぶにしても根拠となるものは地盤調査の資料になりますのでしっかりと調査をすることがたいへん重要になります。



by matu-mitu | 2015-09-27 14:18 | 構造 | Trackback | Comments(0)
2015年 09月 10日

採風窓

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夏涼しく過ごすために必要な通風計画ですが、夏は南寄りの風が吹くことが多いので南北に窓を設置して通り抜けを考えるのが原則とされています。
でもどうしてもプラン上、南に窓が取れないこともありますね。
そんな時にはどうするか。

上の写真は東側の外壁に面する窓、縦すべり出し窓です。
ドアのように開くのがポイントです。
この二つの窓の反対側通しが開くと南からくる風に対して一つは風を受けるようになるため室内に風が導かれます。
もう一つの窓は反対に風が室外に出て行くように作用します。
このようにひとつの部屋に二つの窓をセットで配置することで風を捕まえる窓(ウィンドキャッチ)と風を逃がす窓になるのです。
かなり有効ですので覚えていて損はありません。

今住んでいる家で窓を新しくしなくても、この考え方は応用できます。
普通の引き違い窓だったとします。
窓の風下側に壁(塀など)を作ってしまうのです。
もしくは密に生えた生垣などでも代用ができます。ウッドフェンスなどでもいけますね。
風の通り道を考えて少し工夫するだけでも通風を取り入れることはできます。

住宅地では建物が密集していますので1階レベルでは南から風が吹いてくるとは限りません。
私の家の場合は、南には隣家が建っていますのでだいぶ東側によった建物の隙間から風が吹いてきます。
でも2階レベルでは南からしっかりと入ってきます。
自分の敷地にはどのような風が吹いているのかを知るのもたいへん重要になってきます。




by matu-mitu | 2015-09-10 14:58 | 温熱環境 | Trackback | Comments(0)
2015年 09月 04日

日の出前の風景

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先日登った稜線からの風景。
雲海越しに日が昇る直前がきれいでした。




by matu-mitu | 2015-09-04 10:56 | その他 | Trackback | Comments(0)