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居心地のよい住まい

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2008年 04月 22日

エコな蛍光灯。

エコな蛍光灯。_f0053164_2254516.jpg

「家庭用照明の白熱灯を省エネタイプの電球型蛍光灯に総入れ替えしたい」という政府の意向により東芝ライテックなどのメーカーが段階的な白熱灯製造中止を発表している。オーストラリアなどが既に白熱灯使用禁止を決めているが日本もそれに追随していく形のようである。確かにCO2が削減ができるけど、その他の諸々の問題は解決できるのだろうか。例えば蛍光灯の処分のこと、蛍光灯の電磁波のこと(体の近くで使用するものは心配)、照明の使い勝手(トイレや廊下などは白熱灯の方が長持ち)などである。わたしも試験的に電球型蛍光灯を以前から使っているが2、3年前のものは点灯してすぐに明るくならないなど使い物にならなかったが最近のものはだいぶ改善されているので普通使用には問題はないと思う。でもその他の問題解決を先送りにしておいてCO2対策をするよりももっと大事なことがあるのではないかと思ってしまうのだが。

# by matu-mitu | 2008-04-22 23:22 | 住む | Trackback | Comments(0)
2008年 04月 21日

エコな冬の過ごし方

エコな冬の過ごし方_f0053164_22462944.jpg

わたしの設計する住宅では暖房システムとしてイゼナの水蓄熱式床暖房を採用することが多いです。このシステムは日当りの良いところでは日射が床にあたるだけでどんどん蓄熱してくれます。床の下の水に蓄熱するので居住空間はほのかな暖かさが持続します。また熱源はいろいろ選べるのでいつ暖めるかなどもいろいろバリエーションがあります。

いまわたしが考えているのは昔からよく使われている太陽熱温水器を熱源にすることで直接太陽に水を温めてもらってこの温水を床下に循環させます。日照時間の多い太平洋沿岸地域ではほとんどこれだけでまかなえるのではないかと思っています。もちろん曇りや雨の日のために補助熱源は用意しておきます。

太陽光発電もよいけれど温度の低い暖房の熱にはこんなローテクの方が効率が良いと思いませんか。

# by matu-mitu | 2008-04-21 22:44 | 温熱環境 | Trackback | Comments(0)
2008年 04月 17日

粗食のすすめ

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粗食というと、粗末な食べ物と思ってしまいますがちょっと違うんです。
現代の日本人の食生活は大変豊かになりました。好きな時においしいものを食べることができます。でもすこし昔は畑でとれた野菜や海でとれた魚など、身近にあるものをずーと食べていたんですね。外国でつくられたものはあまり口に入りませんでした。国が違うと食べ物も違ってくるので、長い間同じようなものを食べていると体がそのようになります。日本人は欧米人より腸が長いといわれます。これはあまり肉を食べなかったのでそれようの体になっていないということのようです。なので日本人はお米とみそ汁、漬け物(特に玄米や分つき米は日本人に必要な栄養がたくさん含まれている)を毎日食べることがごく自然なことなのだそうです。しかし肉などを全く食べないというのもこのご時世大変なのでなるべく少なめにしましょうということをいっています。

# by matu-mitu | 2008-04-17 17:01 | 食べる | Trackback | Comments(0)
2008年 01月 21日

旧猪俣邸

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旧猪俣邸_f0053164_23473618.jpg

先日、世田谷成城にある旧猪俣邸に行ってきました。
この建物は設計が吉田五十八さんです。
どの部屋からも庭とのつながりがすばらしく、気持ちのよい住宅です。
写真は特に良かった和室から、と来客用の茶室から庭をみたところです。
ここにはボランティアのガイドが数名いたのですが、皆さん熱烈な吉田五十八ファン(私もです)で興味深いおはなしをたくさん伺いました。
住宅街の中にそのまま保存公開しているので、名住宅を体験できる数少ない場所です。

# by matu-mitu | 2008-01-21 00:08 | 建物見学 | Trackback | Comments(0)
2008年 01月 20日

武相荘(旧白洲邸)

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今日は町田にある旧白洲邸を見学に行ってきました。
白洲夫婦は第二次世界大戦中に建物を手に入れ、最後までここに住み続けたようです。
ごく普通の農家です。しかし中ではちょっと想像ができないくらいセンスのあふれた生活が行われていたようで、調度品たちは古民家の荒いインテリアにさりげなく馴染んでいるのですが一流品が並びます。(これらはお土産で購入もできます)
建物の中に入ると一流の美術品に混じって手作りの家具や部屋を飾る道具が散見され、日々の生活を本当に愉しく過ごしたことが想像できます。

# by matu-mitu | 2008-01-20 23:46 | 建物見学 | Trackback | Comments(0)