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居心地のよい住まい

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2006年 03月 29日

旧金子家(舞岡公園内)

舞岡公園は自然の里山を体験できる面白い公園です。水田があって実際に稲作を体験することもできます。その中に小谷戸の里という村みたいなエリアがあり、古民家 旧金子家が移築されています。典型的な田の字プランの茅葺き農家で南北に大きな開口が設けられています。昔の素朴な遊び道具などが置かれていたりして、休日は子供たちの遊び場になっています。私はこの建物が好きで良く訪れるのですが、特に真夏の暑い日に訪れて畳の上で昼寝をすると気持ちのよい風が吹きぬけていって大変心地よいのです。
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# by matu-mitu | 2006-03-29 17:59 | 建物見学 | Trackback(1) | Comments(0)
2006年 02月 16日

水の上に住む

日本の太平洋側の地域の冬は結構寒いのですが日照はふんだんにあります。この太陽エネルギーを生活に有効に活用すれば快適な住空間になります。
室内の床の下に水の入った袋を置くだけです。水は熱容量が大きい物質でコンクリートの2倍もあるので床に陽光が当たってくれればどんどん蓄熱してくれます。暖まった水は自然対流するので南側だけ陽光が当たっても室内の北側まで暖めてくれるのです。
これに補助的に熱源を加えたものがシステムとしてあります。

株式会社イゼナのアクアレイヤーヒーティングシステムといいます。

普通、暖房をしているとぽかぽかと暖かく感じますが、これは余分なエネルギーを出して暖め過ぎているからです。
このシステムは寒くなく暖かくもない究極の暖房を目指しています。
高断熱でなるべく少ないエネルギーで暖房をするので、床の表面温度が25℃前後で暖かさの実感がありません。水の上の生活は暖房をしていることさえ忘れさせてくれるような本当に快適な生活です。
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# by matu-mitu | 2006-02-16 14:34 | 温熱環境 | Trackback | Comments(0)
2006年 02月 12日

前川國男邸

この住宅は建築家 前川國男の自邸です。
(現在は江戸東京たてもの園に移築保存されています。)
建てられたのは戦時中の昭和17年なので規制があり、床面積30坪あまりで広くはありません。ですが居間はおおらかでたいへん居心地がよいのです。建築家の自邸なので色々な工夫が見られるのですが、そんなこと何も考えずにつくりましたよという感じがとてもよいのです。とにかく天気の良い日に、ここでひとときを過ごしてほしい、そんな住宅です。
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場所:東京都小金井市桜町3−7−1(小金井公園 江戸東京たてもの園内)

# by matu-mitu | 2006-02-12 23:36 | 建物見学 | Trackback | Comments(0)